■「干潟・湿地を守る日2025」参加行事
三番瀬探鳥会に80人
千葉県野鳥の会は毎月第1日曜日に東京湾の三番瀬で探鳥会を開いている。日本野鳥の会東京と共催である。県野鳥の会は(2025年)5月4日の三番瀬探鳥会を「干潟・湿地を守る日2025」の参加行事として位置づけた。同会から42人、日本野鳥の会東京から38人、計80人が参加した。
(文・写真/中山敏則)

この日、ふなばし三番瀬海浜公園前の干潟は、上限(5000人)に迫る4807人の潮干狩り客で大にぎわいだった。
海浜公園と公園内の「ふなばし三番瀬環境学習館」では4日と5日、「三番瀬 鳥と海の生きものアートフェスティバル」(通称:三番瀬鳥海フェス)も開かれた。主催は、公園と環境学習館の指定管理者であるFSPグループ。鳥や海の生きものをテーマにした作品の展示やアート教室(ワークショップ)などが盛りだくさんだった。千葉県野鳥の会も、三番瀬に飛来する野鳥の写真を屋外ブースで展示した。
この日の探鳥会では40種類の野鳥を確認した。ダイゼン、ミヤコドリ、ハマシギ、メダイチドリ、オオメダイチドリ、チュウシャクシギ、オオソリハシシギ、イソシギ、ミユビシギなどである。




JAWAN通信 No.151
2025年5月20日発行から転載