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辺野古埋め立て強行を許さない

〜辺野古新基地反対集会に3500人〜


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プラカードをかかげて「辺野古新基地NO」と訴える集会参加者
=4月19日、東京・日比谷野外音楽堂

 「辺野古の海の埋め立て工事強行を許さない!大集会」が2017年4月19日夕方、東京・日比谷野外音楽堂でひらかれました。主催は、基地の県内移設に反対する県民会議、「止めよう!辺野古埋立て」国会包囲実行委員会、戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会の3団体です。会場に入りきらない3500人が参加しました。
 集会は、安倍政権が沖縄県名護市辺野古での米軍新基地建設へむけて海の埋め立て工事強行をねらうなかでひらかれました。
 県民会議の山城博治さんは米軍基地反対運動で逮捕され、長期間勾留されて保釈されました。山城さんは、「沖縄はいよいよ明日20日から動乱のような時代を迎える。けっして弾圧に屈せず、前進していきたい。福島の悲劇を忘れてはならない。全国で連帯しましょう」と訴えました。
 日本共産党、民進党、自由党、社民党、「沖縄の風」の代表も連帯のあいさつをしました。
 辺野古問題にとりくんでいる団体では、反辺野古土砂搬出/首都圏グループの毛利孝雄さんもアピールし、つぎのように呼びかけました。
 「辺野古新基地は完成すれば地上10メートルの高さになり、通常の埋め立てでは考えられない大量の土砂を必要とする。そのため、西日本各地からも土砂が搬入される。土砂とケーソンの搬出地では全国協議会をつくって活動をすすめている。本土側が責任をもつべき連帯の課題として『どの故郷にも戦争に使う土砂はひとつもない』の声をさらに大きくしていきましょう」
 集会後は、「辺野古に基地はつくらせない」などとコールしながら銀座にむかってデモ行進し、通行人らに連帯を訴えました。

写真3-2
「辺野古の海を埋め立てるな」と訴え歩く参加者
(文・写真/『JAWAN通信』編集部)
(JAWAN通信 No.119 2017年5月30日発行から転載)

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