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2010年8月17日

沖縄担当大臣 前原誠司殿


以下の抗議書の通り私たちは泡瀬干潟埋立の再開方針に抗議します

日本湿地ネットワーク 代表 辻 淳夫
千葉の干潟を守る会 代表 大浜 清
千葉県自然保護連合 代表 牛野くみ子
市川緑の市民フォーラム 代表 佐野郷美
播磨灘を守る会 代表 青木敬介
21世紀の巨大開発を考える会 会長 織田重己
日本野鳥の会徳島 代表 三宅 武
パンダクラブ徳島 会長 今出宗孝
(社)大阪自然環境保全協会 代表 高田直俊
和白干潟を守る会 代表 山本廣子
千葉県野鳥の会 会長 富谷健三
NPO法人ウエットランド中池見 理事長 笹木智恵子
松本宣崇(環瀬戸内海会議)
水間八重(泡瀬の干潟で遊ぶ会)
大島弘三(諫早湾しおまねきの会)
佐野郷美(市川緑の市民フォーラム)
川島千鶴子(市川緑の市民フォーラム)
秋元久枝(市川緑の市民フォーラム)
東 素子(市川緑の市民フォーラム)
尾崎めぐみ(市川緑の市民フォーラム)
森島朝子(市川緑の市民フォーラム)
尾崎敏夫(市川緑の市民フォーラム)
細田邦子(三番瀬公金違法支出判決を活かす会)
三觜 淳(埼玉県生態系保護協会)
三觜創枝子(WWF-JAPAN)
伊藤恵子(藤前干潟を守る会)
田久保晴孝(千葉県野鳥の会)
塩崎高史(千葉県野鳥の会)
加藤敬美(千葉県野鳥の会)
中山敏則(千葉県自然保護連合)
松村貴美子(日本野鳥の会徳島)
御簾納照雄(小櫃川河口・盤洲干潟を守る連絡会)
伊藤昌尚(日本湿地ネットワ−ク)


泡瀬干潟埋立の再開方針に関する抗議書

2010年8月17日

 8月3日、前原誠司沖縄担当大臣は、沖縄市長が提出した土地利用計画見直し案を了承し、埋立事業の再開の方針を決定したと報道されています。
この突然の泡瀬干潟埋立の再開方針は、沖縄に残された干潟生態系を破壊し、生物多様性条約の目的に反していますので抗議します。私たちは自然豊かな泡瀬干潟はそのままの姿で賢明な利用がなされることを強く望んでいます。
泡瀬干潟事業については、2009年10月15日福岡高裁那覇支部の控訴判決を尊重することを求めます。判決では経済的合理性にないことを理由に泡瀬干潟埋立事業の公金支出の差し止めを命じています。
本年10月に生物多様性条約COP10を迎えるにあたり、泡瀬干潟埋立再開方針は、議長国として恥ずかしい決定です。民主党政権は、泡瀬干潟埋立事業をただちに中止し、「コンクリ−トから人へ」という約束を果たし、日本国民と沖縄県民の期待に応えていただきたいと抗議します。

以上


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