4. コミュニケーション

 

4.1 スカイプによる委員会の会議

低コストで連絡を保つ手段として、月に一度スカイプを利用して一度に最大8 名の委員が約一時間にわたる会議を行っています。委員たちは世界中に分散しているため、それぞれの現地時間でほぼ深夜の会議に参加する人や、朝6 時にログオンする人もいます。議事録が作成され、要約版がWWN のウェブサイトに一般公開されています。私たちは、会員ならびにそれ以外の人々に対してもオープンでアクセスしやすいシステムを維持するよう努めています。

4.2 ウェブサイト

現在、WWN のウェブサイトはWWT のWLI のページ内にあります。このためWWN のコスト負担なしに、基本的な情報は議長が掲載できます。ウェブサイトはラムサール条約の公式言語(英語、フランス語、スペイン語)で作られ、仲間たちが翻訳したその他の言語の資料もあります。会員が使用できるように、www.worldwetnet.org のドメイン名を購入しました。

4.3 リーフレット

会員の一人からの寛大な寄付のおかげで、WWN のロゴデザインをデザイナーに発注して作ることができました。二つの交差する波をイメージしたロゴは、文化や言語の違いを超えて視覚的に理解しやすいものとなっています。リーフレットは委員会が協働で作成し、仲間たちが翻訳したものです。全ての会員がPDF 版をダウンロードして利用でき、地域用にアレンジすることも可能です。

4.4 メーリングリスト(ML)

欧州代表のPeter Lengyel がML を開設し管理しています。現在200 名以上がこのML に参加しています。誰でも次のリンクからアクセスして参加することができます。http://tech.groups.yahoo.com/group/World_Wetland_Network参加者が自分たちのプロジェクトに関する近況報告を行ったり、情報を通知したり、国際的に重要な湿地の問題に対して関心を喚起するなど、日常的にメッセージが行き交っています。

4.5 ラムサール条約事務局及び外部団体との連携

WWN 議長は定期的にラムサール条約事務局と連絡を取っており、そこにはSTRP(科学技術検討委員会)メンバーも含まれています。湿地の健康チェックの提案を行う際も、議長とラムサール条約事務局次長との間で協議が行われました。

 >> 5. プロジェクト開発

WWN 年次報告書(2008 年11 月-2009 年10 月)


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