世界湿地ネットワーク

議事録

2009年 11月24 / 25日

11月24日 - 16.00 米国 / 16.00 コスタリカ / 22.00 英国 / 21.00 ガンビア/ 23.00 オランダ、スペイン / 00.00 ルーマニア/
11月25日 - 7.00 日本、韓国 / 8.00 オーストラリア

参加者:
Chris Rostron (議長)
柏木実 (テクニカル・サポート)
Esteban Biamonte (事務局) - インターネット接続トラブルのため、一部参加
辻淳夫 (アジア代表)
Cassie Price (大洋州代表)
Melissa Marin (新熱帯区代表)
Luc Hoogenstein (テクニカル・サポート)
Zi, Tzan-hyuk (KFEM)
Ma Yong-un (KFEM)
欠席:
Baboucarr Mbye (アフリカ代表)
Becky Abel (北米代表)
Nial Moores (バーズコリア), インターネット接続トラブルのため
Peter Lengyel (共同議長、欧州代表)


 1. 新規案件(全員)
アジェンダの主要部分でカバーする。

 2. WWN年次報告書(Chris Rostron)
前回会議からの行動。Chrisが年次報告書草案を回覧したところ、変更提案は出されていない。行動:全員がメールでコメントを送信する。報告書に使用するため、自分の好きな言葉も添えて。

  3. メンバー募集及び各地域の近況(Esteban Biamonte及び全員))
Estebanは、アフリカのメンバーの最新リストをBaboucarr Mbye に送付した。

  4. 韓国 - 四大河川事業の近況
マ・ヨンウンは、破壊的な四大河川事業が着工し、急ピッチで進められていると報告した。大々的に浚渫と建設が行われ、既にダムは建設中である。環境団体は、政府を相手取り、訴訟を起こすことを考えている。約1万人が原告となることが見込まれる。11月26日に訴訟を起こす予定。野党は四大河川事業に対する政府予算支出に反対しているが、事業そのものを中止できる可能性は薄い。裁判で勝訴する可能性も小さい。
行動:WWNは、韓国環境部ならびに国土海洋部に意見書を送付する。(マは、Chrisに連絡先を伝える)
Luc Hoogensteinは、河川の過剰改修による影響について情報を提供する。
柏木実は、同様のメッセージを政府省庁に送付する。

韓国メディアの支援は十分ではない。英字紙のコリアン・タイムズは記事を掲載したが、広く読まれているわけではない。
WWNは、ラムサール条約事務局ならびに他の国際団体パートナーにも支援を要請する。
Lucは、これまでのところ本件への関与に消極的なバードライフに支援を求める。
Peter Lengyelは、国際湿地保全連合のDoug Watkinsに連絡を取る。
Chrisは、ラムサール条約事務局はもとより、IUCNとWWFにも働きかける。


 5. WWNによる世界湿地賞(Melissa Marin, Chris Rostron)
Melissaは、スペインの生物多様性財団(BF)に応募した700余りのプロジェクトの中から、WWNの湿地賞プロジェクトの採用が仮決定したと報告した。MedWetと緊密に連携し、プロジェクトに地中海地域を含むことが、最終決定に必要な条件とされている。全員がこの修正を支持した。これはまた、意思決定のプロセスにMedWetの代表者を参画させることを意味する。BFはまた、CBD COP10とラムサールCOP11の間に湿地賞の結果を周知するイベントをスペインで開催することを強く望んでいる。また、本件が最終的に採用されるためには、ラムサール条約事務局からの支援を表明する文書を送付することも求められている。

Melissaは、月曜日にBFと会談する。BFは、補足的な活動によってWWNの湿地賞をより効果的にし、より注目を集めるようにするための追加案を求めている。
行動:全員が、これをどのように地域・国際レベルで実施するかについての案を今週末までにMelissaに送る。
当面の提案としては、バードライフのIBAネットワークとの緊密な連携、Society of Wetland Scienentistsの学会との関係構築などが挙げられる。
Lucは、WWNへの参加に興味を示すIBA関係者も多いと述べた。

  6. その他協議事項及び次回会議の日程
次回会議は、12月15日(南北アメリカ大陸、欧州、アフリカ)/ 16日(アジア、大洋州)時間はいつもと同じ。


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