■和白干潟を守る会

和白干潟クリーン作戦と自然観察

「干潟・湿地を守る日2009」「和白干潟クリーン作戦と自然観察」 
  〜「春のビーチクリーンアップ2009」参加〜
報告:和白干潟を守る会:山本廣子

2009年4月25日(土)15:00〜17:00 和白干潟 海の広場一帯にて

和白干潟では、唐の原川右岸よりアシ原の小道を歩くとアシの新芽が大分伸びてきて、昨秋名残の穂の後が赤茶色に輝いていて、とても綺麗でした。ハマエンドウ、ハタザオ、ノイバラの花も満開です。広場入り口のハリエンジュが咲き、海の家の廃屋では、屋根一面にヤマフジが3分咲き程でした。後背林では、ウグイス、コゲラ、カワラヒワ、等が鳴いていました。

「干潟・湿地を守る日2009」「春のビーチクリーンアップ2009」参加の「和白干潟クリーン作戦と自然観察」は、午後より強い北西の風が吹き荒れていて、吹き飛ばされそうになりながら一輪車やゴミ袋で、アシ原から和白の旧船着場付近まで広範囲に清掃することが出来ました。今回は初めて参加の方も多くて、嬉しく思いました。ゴミ袋を守る会のクリ〜ン作戦の為に大西化成様より400枚寄贈していただきました。

クリーン作戦後に望遠鏡で干潟の鳥を見たり、参加者との交流をしました。アウトドアの店の若者たちが参加してくれて、たのもしかったです。3月まで大学生で来ていた人が、就職をしてからも参加してくれて、嬉しかったです。多くの人たちに支えられて、和白干潟を守る心が広がっていくようです。全国の干潟や湿地も保全されるように願っています。

参加者で記念写真を写して終わりました。強風で寒い日にも関わらず、大潮なので潮の引いた干潟には300名以上の人が潮干狩りを楽しんでいました。

参加者:27名: TNF6名、海守1名、パタゴニア2名、一般4名、守る会14名 
可燃ゴミ:35袋 不燃ゴミ:6袋  計41袋
粗大ゴミ:流木大2本、中3本、小6本、梯子、スコップ、波板、ビニール傘
観察された鳥:クロツラヘラサギ8羽、ダイサギ、アオサギ、コサギなど10羽、カモ7羽、カワラヒワ1羽でした。 

クリーン作戦1

クリーン作戦2

クリーン作戦3

ハママツナの芽


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