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2010年度総会&シンポジウム

「生物多様性と日本の湿地」終わる

2010年度日本湿地ネットワ−ク総会が開催されました。
みなさま、ご協力ありがとうございました。総会へご出席の方、お疲れさまでした。

総会日時:6月12日(土)、10:30〜12:00
開催場所:名古屋市「稲永ビジターセンター」
出席者:20名

 総会では、2009年度事業報告、決算報告、2010年度事業計画案、予算案が審議され、原案通り承認されました。昨年来、懸案であった規約改正案が提案され承認されました。新しい規約に基づき、改正に伴う役員(副代表、監査、事務局長)について選出を行ないました。また来年度の総会開催予定を審議し、開催日は、2011年3月〜5月を目途、開催場所は、関東地区とし、運営委員会で検討していくことが了承されました。

 総会終了後、午後1時よりシンポジウム「生物多様性と日本の湿地」が開催され、70名ほどの参加者がありました。
 シンポジウム最初は、生物多様性条約市民ネット共同代表の高山進さんから「生物多様性条約COP10とは何か」の基調講演。


 次は、あん・まくどなるど(国連大学高等研究所)さんのビデオメッセージが届き、いのちのゆりかごである干潟、湿地の重要性を名古屋から全国各地に発信していきたいとのメッセージでした。続いては釧路公立大学教授であり、私たちジャワンのアドバイザーである小林聡史さんの講演「ラムサール条約ルーマニア会議に向けて」でした。



 シンポジウムの途中で短時間ではありましたが、病気療養中の辻代表が会場に元気なお
顔をみせてくれました。みなさんに囲まれ、たくさんの励ましをうけ笑顔、笑顔で一杯でした。
「湿地を讃える」ミュージカル(劇団シンデレラ)は、心ない人間の行為が、物言わぬ生物(カニや鳥、水)たちに与える悪影響を唄と踊りにしたもので、とても素晴らしかったです。


 感動を貰った後は、「瀬戸内海」「ハチの干潟」「吉野川河口」「中池見」「小櫃川河口」「藤前干潟」「三番瀬」「遺伝子組み替えナタネ輸入の問題」「湧水湿地」など10団体からの報告、そして意見交換があり、ほぼ予定時間内に終了しました。
 その後の懇親会にも沢山の方が参加し、話に花が咲きました。この秋には生物多様性条約COP10があり、また名古屋で顔を合わせることになるでしょう。お祭り騒ぎに終わらせず、実りあるものにするため、私たちの運動の対策も練らねばなりません。力を合わせて進めていきましょう。

 翌日(6/13)は、「藤前活動センター」に集合し、エクスカーション「藤前干潟を歩く」を実施。潮の引いた干潟を歩き、広い干潟を体験することができました。お天気は曇り空でしたが、ケガなどもなく無事終了しました。
 藤前干潟を守る会の皆さん、いろいろとお世話になり、有難うございました。





(追伸)
翌日(6/13)は、「エクスカーション「藤前干潟を歩く」に参加しました。藤前活動センター」に集合し、館内学習の後、潮の引いた干潟を歩き、広い干潟を体験することができました。干潟を歩いたあとは、地元の農家で育てた野菜や果物の昼食をいただきました。昼食後、解散となりました。お天気は曇り空でしたが、ケガなどもなく無事終了しました。

干潟の前で


お昼ご飯はカレーライス


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