ラムサール条約国別報告書のパブコメ始まる

 今年11月にウガンダ・カンパラで開催される第9回ラムサール条約締約国会議(COP9)に向けて、日本政府が条約事務局に提出する「国別報告書」の原案に対するパブリックコメント(意見聴取)の受付が、2005年6月2日から環境省で始まりました。意見提出の締切は6月23日までとなります。

 この国別報告書は、第8回の締約国会議で採択された「2003-2008年戦略計画」の実施状況や成果について、政府がアンケート形式で回答するものです。日本の湿地保護政策に関する政府の認識を検証し、報告が現状に忠実な内容となるよう、湿地保護に関わる多くNGOや個人が報告案をチェックして意見を提出することが重要です。
 日本湿地ネットワーク(JAWAN)でも、関連する湿地保護団体などと相談しながら、意見をとりまとめて提出する予定です。各地のみなさまも、環境省に積極的に意見を提出していただきますよう、よろしくお願いいたします。

 国別報告書原案のPDFファイルや、意見の提出方法などは、下記の環境省のホームページ(プレスリリース)に掲載されています。

http://www.env.go.jp/press/press.php3?serial=6044

 また、JAWANでは、英文も併記されている表組み形式の報告書原案から、読みやすいように日本語テキストのみを簡潔にまとめなおしたWordファイルを作成しました。以下からダウンロードできますので、活用してください。

●国別報告書政府原案 Wordファイル 日本語版 その1(428KB)
●国別報告書政府原案 Wordファイル 日本語版 その2(370KB)